【News】日本企業3社がダバオ市からアバカの調達を検討、ダバオ市は加工工場の誘致を期待

フィリピン日本歴史資料館
アバカ(マニラ麻)

ダバオ市投資促進センター(以下DCPIC)の関係者は17日、メディアに対し、日本企業3社がダバオ市からのアバカ(マニラ麻)の調達を検討していることを明らかにした。

DCPICの投資家支援・サービス部門の責任者であるChristian Cambaya氏は、16・17日にAbreezaモールのHabi at Kapeで行われたメディアフォーラムにて、アバカは日本で高級バイクのグラスファイバーの原料として使用されていると語った。

Cambaya氏によると、日本は非常に細いアバカ繊維を加工する技術を持っているとのことだ。同氏は「日本には、非常に細いアバカに対する需要と、それを叶える技術がある。そして我々の農家がその手助けとなるだろう」と述べた。

ダバオ市は、アバカを調達するだけでなく、その加工工場も設立し、ダバオでグラスファイバー素材を生産するよう、これら3社の日本企業を説得することを望んでいる。

これは、先月24日から27日まで、ダバオ市のセバスチャン・ドゥテルテ市長が率いた日本訪問の中で、東京ビジネスフォーラムに参加し、ダバオを魅力的な観光地および投資先として日本人に宣伝した際の収穫なのだという。

今回の訪日は、ダバオ市と大阪府泉南市の姉妹都市協定の調印が主目的であった。2つの都市を結ぶ直行便の計画も促進されており、関係の深化が進んでいる。今回のアバカ事業も、ダバオに移住した日本人と切っても切り離せない関係にある。ダバオと日本のつながりがよい効果を生むことが期待されている。

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