ダバオ市とマティ市の間で姉妹都市協定が締結された。両市の経済的地位は異なるが、この協定により互いに利益がもたらされるとの考えだ。
2023年3月29日、ダバオ市のセバスチャン・ドゥテルテ市長とマティ市のミシェル・ナクピル・ラバト市長は、マティ市のLa-Nes Hotelで姉妹都市協定に署名した。両市長は、各分野でのパートナーシップと協力について、楽観的な姿勢を見せている。
「観光の面では、マティに行く観光客がいれば、ダバオ市は復路の一地点として恩恵を受けてきた。ダバオ市とマティ市の関係は長い。ダバオ市からの観光客にマティ市の美しい自然資源を提供することで、マティ市を観光地として宣伝することができる」と、観光部門のアル・ライアン・アレハンドレ議員は語った。
マティ市には、ウォータースポーツに適した白い砂浜があり、観光には最高のロケーションである。他にもスリーピングダイナソー、プハダ湾、ダヒカンビーチ、スバンガン博物館などが人気の観光地だ。
過去には新型コロナウイルスの影響で観光業に影響が出たマティ市。リベンジ旅行でインバウンド増加を目指す今年、この協定により期待していた伸びが見られるのか、期待しながら情報を追いたい。