【特集】ダバオ市の市制施行日を祝う長〜いお祭り!第86回Araw ng Dabawを大特集!

アラウナンダバオ

皆さんこんにちは!ダバオッチのミズキです。ここダバオでは、毎年3月いっぱいを使って「Araw ng Dabaw(アラウ・ナン・ダバウ、ダバオの日)」というお祭りが開催されます。ダバオの魅力があらゆる角度から楽しめる素敵なお祭りです。

今回は、そんなAraw ng Dabawをご紹介。ダバオ市の明るい雰囲気を浴びて元気になりましょう!

Araw ng Dabaw 2023スケジュール

Throughout the years, the City Government of Davao celebrates the Araw Ng Dabaw to honor the city’s founding anniversary…

Araw ng Dabawさんの投稿 2023年2月5日日曜日

 

今年のAraw ng Dabawのイベントは、3月1日から18日に渡り、市内の様々な場所で行われました。市の公式サイトによると、Araw ng Dabawは多文化都市ダバオの一体感を祝うための祝祭とのことで、それがこのイベントの多様性にも顕れていますね。

1日の大聖堂でのオープニングミサから始まり、食・エンターテインメントショー・ライブ・各種コンペティション・ダバオのキング/クイーンコンテスト・授賞式・パレードと、この熱量がずっと続いていました。期間中はダバオ市の至る所にAraw ng Dabawのノボリやチラシが見られました。

筆者はこのうち、11日のチアダンスコンペティション、12日のサヤウ・ピノイ、13日から15日のフードフェスティバル、そして18日のパレードに行ってきました。ということで、その様子をご覧ください!

Araw ng Dabaw Cheerdance Competition

まずは、3月11日(土)のチアダンスコンペティション。ダバオ市レクリエーションセンターで行われたこちらの大会には、5つの団体が参加し、クオリティの高いチアダンスを見せてくれました。

予定よりやや遅れて始まったコンペティション。お待ちかねのチアダンスに観客のボルテージは最高潮でした!

チアダンスは、チアリーディングとダンスを融合したものらしく、スポーツとエンターテインメント性の両方が求められます。キレッキレのダンスと大胆なアクロバットに、技が決まるたび会場からは大きな歓声が!

チームによってダンスのコンセプトや技の使い方が違いましたが、どこも溌剌としていて観客を巻き込む魅力がありました。大技が続くと、BGMをかき消すほどの声で会場が文字通り揺れました。画面越しに見るのとはまた違う迫力があり、「人間ってそんなことができるの!?」と驚き通し。

来年も進化した姿を見せてくれるのでしょうか。今から楽しみです!

Araw ng Dabaw Sayaw Pinoy

Sayaw(サヤウ、踊り)、Pinoy(ピノイ、フィリピンの)。つまりフィリピン舞踊のコンペティションです。12日(日)に、SM City Davaoで開催されました。モールに入った時はどこでやっているのか分からなかったのですが、人の流れを見ていたらほぼ全員ここに集まってきました(笑)。

日本舞踊を見るとなると、かなり敷居が高いですし、お上品に静かに見なければならないような緊張感がありますよね。それはそういう魅せ方だと思うのですが、フィリピン舞踊は全く違います!

筆者の近くで見ていた御一行は、ライブくらい声を出して会場を盛り上げていました。その時踊っていたグループの中に知り合いがいたようなのです。2階では、出番を待つ団体が最終確認や練習をしていました。

ひとえにフィリピン舞踊と言っても、フィリピンは多文化の共存する島国。部族ごとに踊りが全く違います。スペインの影響を受けた踊りもあれば、生活の一部を切り取ったようなもの、小道具を使ったもの……。地域・部族ごとに特徴があり、雰囲気がガラッと変わるのがフィリピン舞踊の魅力!

「身近にあってノリノリで見られる伝統舞踊」という新しい経験が出来ます。日本で見るのとはまた少し違った空気感が楽しめました。

Employees’ Week Food Festival

13日(月)〜15日(水)まで、市庁舎の隣、リサール公園で開催されたフードフェス。様々な料理が屋台で味わえます。日本の縁日とも少し似たような並びでしたが、会場の雰囲気はかなりポップでフィリピンの風を感じます。

ステージではバンド演奏が行われ、コールアンドレスポンスもしっかりしていました。突然マイクを向けられた観客もちゃんと歌って返していて、さすがフィリピン……!と感動。

料理はフィリピンの料理はもちろん、日本のたこ焼きや、韓国のチキンなど、様々な種類が味わえました。

今回はマンゴーシェイクと白身魚のフライを(お肉だと勘違いして)購入しました。明らかに一人前の量ではありませんでしたが、なんとか完食。マンゴーシェイクはその場で作ってくれるので、素材の味が生きていてとっても美味しかったです!

Parada Dabawenyo

3月18日にロハス通りからサンペドロ通りのリサール公園まで続いたParada Dabawenyo。開始はなんと朝の6時とかなり早く、スケジュールを確認した時はかなり驚きました。地域にもよりますが、筆者の地元のお祭りの山車の運行はお昼から夕方でした。

当日、筆者は寝坊して10時過ぎに会場に着いたため、終盤しか見られませんでした(泣)。しかしそれでも沿道の熱気は凄まじく、ダバオ市民が一体となってこのパレードを楽しんでいるのがわかりました。

歩行者天国エリアでは食べ物や雑貨などが売られており、大通り一帯が盛り上がっていました。歩道は人がすれ違えるかぎりぎりの隙間があるかないかというほどの大混雑。風船やお水を売り歩く人の姿も見かけました。

このパレードには計277の団体が参加しました。学校や企業、その他市民グループが、歩いたり、楽器を演奏したり、はたまたダンスのパフォーマンスを見せたり……。この場にいる誰もが楽しそうで、ダバオの活気が感じられる空間でした!

まとめ

いかがでしたか?ここで紹介できたのは、筆者が参加できた分だけなので、少し物足りなかったかも。もう一つの大規模なお祭りである、カダヤワンとはまた違った魅力が伝わっていたら嬉しいです!

今回のAraw ng Dabawの各種イベントは、公式Facebookで録画がアップされています。ぜひ見てみてくださいね!

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