【特集】平安貴族はプロのメイクでどこまでフィリピン人に近づけるのか!?

メイク

こんにちは!ダバオッチ編集部のミズキです。早速のカミングアウトなのですが、筆者は平安貴族みたいな顔をしています。ダバオの街を歩くと、結構な高確率で中国人か韓国人か日本人かを尋ねられます。同僚にも「いかにも日本人」という評価をもらいました。

しかしここはフィリピン共和国ダバオ市。そこで暮らす人々に近づいてみたいと思うのです……たとえ元が平安貴族でも……!ということで今回はプロの力を借りて、どこまでフィリピーナ(フィリピン人女性)の雰囲気に近づけるのかを検証します!

美容室

今回はSM Lanang内の美容室、Fix Bench Salonさんにご協力いただきました!予約制ではないので、平日の昼間を狙っていくのが吉。筆者は金曜の午後に行ったので激混みでした(笑)。

Before

見るからに日本人ですね!筆者は正面からカメラを向けられると笑顔がぎこちなくなるという性質があることをお伝えしておきます。とにかくこれでは、とてもではありませんが日本、最大でも東アジア出身の域を超えられません。

異国情緒と言えばそれまでなのですが、今回は擬態を目標にしていますので、これではいけません。さてさて、この顔がどう変わっていくのか……。

メイク開始!

メイク(ジャパニーズ)を落としたら、いよいよメイク(フィリピーナ)開始です!今回は「濃すぎず、薄すぎない」程度に、なるべくこの顔をフィリピンっぽく近づけて欲しいと頼んでみました。フィリピンでの「濃い」の基準が気になるところ!

まずは少し眉毛を整えて、プライマーでお肌を整えます。プライマーは下地とは少し役割が違い、化粧崩れ防止より肌の凹凸を無くすことと、保湿に特化しています。

しっかり保湿したら、次はファンデーション!こちらはファンデーションとコンシーラーが一体になったものを使用しました。かなり大きめのパフにクリームファンデーションを取り、これでもかと肌に叩き込みます!気分は宝塚!

顔全体と首にまでゴリゴリ塗りました。既に先程までしていたメイクは全くの別物。YouTubeとかで流れてくる嘘みたいにカバー力の高いファンデーションは、嘘ではなかったようです。疑っててすみませんでした。

「目閉じて〜」と言われるがままに目を閉じました。次はアイシャドウです。初手から濃い紫をアイホール全体に広げていきます。いいの?そんなにやっちゃっていいの?と不安になる程容赦のない紫。だんだん楽しくなってきました。

この間にも、やや明るめのコントゥアが目の下に入りました。驚いてまじまじと鏡を見つめていると、またしても「目閉じて〜」と言われてしまいました。細めのアイシャドウで眼球と骨の境を何十回か往復する感覚がありましたが、これは一体……?

海外メイクでおなじみのカットクリースかな、と思っていたら、なんと濃いめのブラウン。立体感が出てきました。知らないメイク技法を見ると予想がつかなくてワクワクしますね。

さらに眉毛も描いていきます!元の眉毛より心持ち吊り眉になりました。そして何より太さと長さ!自分に自信が持てる角度というか、元気な人の眉毛という印象です。

さらにさらにノーズシャドウも入れていきます。一度ブラシで色を乗せたら、鼻の両側をすーっ指が通過していきます。そして真ん中には明るい色をすーっと、これまた指で乗せられました。お祭りのお化粧の鼻立てを思い出します。

本当に鼻が高くなるくらい鼻も塗りました。

他のパーツも調整しつつ、お次はチークです。オレンジピンクの明るいチークをブラシで塗っていきます。こんな広範囲にゴリゴリ塗っていいんだ、と目から鱗。鏡を見ると確かに濃いけれど、なぜか調和が取れていました。他が全部濃いので、これくらいしないと釣り合わないのかも。「目閉じて〜」はい。

そして極め付きのリップ、最後はダメ押しのマスカラです。リップはビビッドピンク、マスカラは漆黒と、主張の強い色が並びますが、これがフィリピン流。今度は「ちょっと上向いて〜」と言われ、鏡に映る天井のヘリをひたすら眺めていました。気づくとまつ毛に力が漲っていました。なんということでしょう。

After

これにて完成!所要時間約1時間半、料金1,800ペソと、決して安い買い物ではありませんでしたが、仕上がりは結構フィリピンっぽいのではないでしょうか。

Beforeと比べてみましょう。匠の見事な技で、大分強気な感じになりましたね!Afterの写真を見せてどこ出身かを尋ねたら、1割くらいは騙されてくれそうです。

「濃すぎず薄すぎず」でお願いしましたが、ベースに関しては満場一致で「濃い」と言われました(笑)。本当に濃いのはベースだけですか……?とにかくベースをもう少し薄くすれば、さらに程よくナチュラルなフィリピーナに近づけそうです。

まとめ

メイクを担当した方は「流石に目が日本人すぎるから多分無理だけど頑張る」と言っていた、と後から付き添いの同僚から聞きました。本当に無理を言いましたが、普段と違うメイクはワクワクしたし、周りからも好感触だったので感謝です!

皆さんもフィリピンに来たときは、フィリピンの人になり切って、いつもと違う気分で街を歩いてみてはいかがでしょうか?

ちなみに筆者はかなりの脂性肌なので、メイクは2時間で落としました。

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