【News】あわや「フィリピンワシの住処」がなくなる事態に、署名活動やサラ市長の力で回避に成功

フィリピンの象徴的存在である「フィリピンワシ」は絶滅の危機に瀕している。そのため、ダバオ市ではフィリピンイーグルセンターを設け、ワシの保護活動に取り組んでいるところだ。ダバオ市内にもフィリピンワシのために環境を守っている森林が存在するが、そこにある木が「大量伐採」されそうになる出来事があったのだった。

まず、この事件は、フィリピンワシの「環境保全地区」にある木を伐採しようとした、ある土地所有者の申し出から始まった。直径40~85cmにもなる大木を121本(容積:約131㎥)を伐採したく、その土地を開発する目的で申請したという。しかし、この申請を受けた環境天然資源省は、フィリピンワシの保護地区になっていることも、環境保全地区になっていることも把握していなかったため、これを承諾したのだった。

その後、サラ市長からの手紙を受けた環境天然資源省は、私有地の木を伐採することを禁ずると発表した。この手紙には、同地区はフィリピンワシの保護地区になっているため、ダバオ市役所は、環境団体の木の伐採許可を取りさげてほしいという申し出を受け入れると書かれていた。

今回の出来事に関して、環境天然資源省は、ダバオ市役所と連携を取り、その地区が環境保全地区になっているか確認すると述べている。また、フィリピンワシの巣になっている地区なのかも監視や確認をおこなっていくとも述べた。

フィリピンイーグル財団は、今回のダバオ市の対応を賞賛した。そして、「実際に、今のダバオ市民、そして未来のダバオ市民のために環境を保護していく必要があるのです。そして、絶滅の危機にあるフィリピンワシが巣を作る場所を守っていく必要があるのです。フィリピンワシはダバオやフィリピンの誇りであるだけでなく、守ろうとするすべての団体や地域社会の強い願いや努力の象徴でもあるのです」と語った。また、同団体では、環境天然資源省に木の伐採許可を取り下げるよう求める署名活動をおこない、約5,000名にもおよぶ署名を得たという。

フィリピンワシを守ってきた人々の想いと行動が、フィリピンワシの住処を守ることにつながった。大切な存在であるフィリピンワシが野生で生きていけるようにするため、これからはこのような過ちがないことを願いたい。

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