【News】若くして農業分野のリーダーになったHerv氏、その成功の理由とは?

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ダバオ地方発展のカギとなる農業分野で、26歳ながら活躍する若きリーダーがいる。Herv Martell Zamora-Apsay氏は、Monkayoカカオ農家協会の会長と、Octa-M農業学校の経営者という役割を担っている。若くして責任の大きい仕事を担っているHerv氏は、どのような努力をしてきたのだろうか?

Silliman大学でアグリビジネスを学んだHerv氏は、リーダーとして二つの課題があると思っていた。コミュニケーション能力と、年齢による障壁だ。同氏は、「自分の経験から申すと、敬意がないと見られたくなかったので、特に年配の人に何かを課したり、指示したりというのは難しいです」と語った。年上と年下の関係という点では、日本と同じようなものであろう。

しかし、Herv氏は、「同じビジョンを自分と共有し、自分らしさを保てるようにしてくれる人に集中するために、自分が全員を喜ばせたり導いたりできないことを受け入れるようになった」と述べている。同氏は、かなり若いときに、ある企業の社長へのオファーがあり、自分の住む地域の若者の役に立つためのものであったことを振り返った。しかし、彼はこの申し出を断ったという。まだ学生で勉学に集中していたこと、中途半端なことはしたくないという思いからであった。若者の役に立つためには、自らの時間をすべて投じてこそいいリーダーになれるという純粋な思いがあったという。

その後、Herv氏は、食糧確保が自分の住む州だけでなく国全体にとって必要だと考え、若者への農業普及を始める。同氏は、「農業分野をもっと進化させ、現代的にできればと考えていました。我々の食糧確保問題は、若者への支援によって解決されるはずです」と述べ、この考えが実現すれば、地域社会の発展に大きく寄与するはずだと考えた。そこで考えたのが、農業学校の経営者になることだった。有機農業や養豚、家きんについて教えることで、自分の理想が実現するのではないかと考えたのだ。

Herv氏は、リーダーシップとは学べる能力であると考える一方で、リーダーは作られるものではなく、はぐくまれるものだとも考えている。同氏は「リーダーシップは、磨くことのできる元々の能力だと思います。誰もが影響力のあるリーダーになれるものと信じています」と語った。「~をしよう」と思っても、実際に行動に移せない人が大多数であると思う。そうではなく、思いついたならやってみる、その挑戦の中でリーダーシップは磨かれていくのではないだろうか。