【News】ダバオ発の新生アーティスト「Paul Pablo」とは?

ダバオ発のシンガーソングライター「Paul Pablo」の曲を聞いたことはあるだろうか?Paul Pabloのデビューシングル「Bangin」はSpotifyでも配信されており、再生数は既に10万回を超えている。ダバオ発の新たなミュージシャンについて今回はお伝えしたい。

Paul Pablo氏は、ダバオ市を拠点に活動する21歳のシンガーソングライターだ。愛や自己のアイデンティティ、社会の不安などをテーマにした曲を作っており、音楽はエレクトロポップ、ディスコ、シンセポップやR&Bなどのテイストを織り交ぜた洗練されたポップミュージックに仕上がっている。

Pablo氏はレディー・ガガのファンであり、彼女の曲を聞いて育った。そして、レディー・ガガが如何にLGBTコミュニティの人々に力を与えか共有したいと思っている。そして、自身の音楽をとおして、LGBTの人たちがいじめられるなど苦しんできたことを克服したいと考えている。

Pablo氏が作曲を始めたのは、なんと8年生(日本の中学2年生)のことだった。友人がこれに気づき、作曲コンテストに参加するよう勧めたのがきっかけだった。その後、Ateneo de Davao Universityの作曲コンテストにて入賞したPablo氏は、シンガーソングライターとしてのデビューを果たした。この瞬間こそ、Pablo氏が音楽への情熱を追求しようと運命づけた出来事だったという。

大学を卒業してすぐにデビューソングをリリースする予定だったPablo氏だが、コロナ禍が急にダバオを襲った。しかし、大学の勉強と並行し、Pablo氏はこの時期をデモソング作成に当てた。その後、Pablo氏は2020年4月に大学を卒業し、同年6月にはデビューシングル「Bai」をリリースする。作曲はヒットシングル「Dvoeña」を出したことのあるPao Lofranco氏で、YoutubeおよびSpotifyの再生総数は12,000回を超えた。その後、現在所属するワーナーミュージックフィリピンにスカウトされ、ビサヤおよびミンダナオの血を引く新たなアーティストとしてデビューを果たした。

さて、今回同レーベルから発表された「Bangin」は、失恋ソングとなっている。Pablo氏は「愛と落とし穴を比べましょう。もしそこに落ちたら、怪我をし、捻挫し、最悪死に至ります。私は愛を落とし穴のように見ています」と語った。さらに、「Banginでは、また傷つくかもしれないというリスクを背負っても、誰かを愛することを決めた人のことを歌っています」とも語った。

Paul Pabloの曲は、SpotifyやYoutubeを使えば、世界中どこからでも聞くことができる。ミンダナオ、ダバオ市の才能の歌声を、ぜひ皆さんにも聴いてほしい。