【News】ワクチン接種者への入境対応、自治体により判断が分かれる

4月26日(月)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長はダバオ国際空港に到着した全ての乗客に対して72時間以内のPCR検査陰性証明書の提出を義務化している件について、ワクチン接種者であろうともPCR検査の陰性証明書の提出は引き続き義務化していく方針を語った。

サラ市長は、例え新型コロナウィルスワクチンを2回接種した者であろうとコロナウィルスに感染するリスクはゼロではなく、ダバオ国際空港で実施している検疫や72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明提出を免除する理由にはならないとしている。

一方、同じミンダナオ島であっても西部のザンボアンガ市は市内の空港に到着した乗客に対して、新型コロナウィルス省庁間タスクフォース(IATF)が定める隔離措置規制のうち、MECQ及びECQ地域以外からの乗客はPCR検査陰性証明の提出を4月15日から免除するとしている。

ダバオ市保健局は、マニラ首都圏で感染が拡大しており、ダバオ市への第二波の影響が懸念されている中、新型コロナウィルスワクチンを接種した者であろうとなかろうと、空港におけるPCR検査の陰性証明提出は引き続き実施していく予定であるとコメントしている。

ダバオ国際空港のPCR検査の陰性証明に関しては、以前は空港到着時にダバオ市が無料で検査を実施していたが、市は予算や人員の都合で方針を変更し、乗客が渡航前に自費で検査を受け搭乗前に証明書を持たない者は搭乗を拒否されるとした。1回の検査で4,000~5,000ペソと高額であるため、偽造された陰性証明書を提出して逮捕される人が増加している。

コロナウィルス感染症対策は、新型コロナウィルス省庁間タスクフォース(IATF)の方針に従いながらも各自治体が条例などを制定し独自に規制を設けている。ダバオ市はワクチン接種者であろうとも今のところ規制を緩和する方針ではなく、旅行者などの受入れは当分先のことになりそうである。