【News】バンサモロの旗がフィリピンの国旗の隣に、自治地域の発足を祝って

「フィリピン国旗の横に、バンサモロの旗がなびく」-ダバオ地方には、ムスリムの人たちが住む地域がある。その中でも、ムスリムの人たちが立ち上げた「バンサモロ暫定政府」は、発足からもうすぐ2年を迎えようとしてる。そして1月18日月曜日、同暫定政府は、バンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域(※正式には2022年に発足、以下:BARMM)の発足を祝う、1週間にわたる式典をおこなうことを明らかにした。

バンサモロ暫定政府で暫定自治政府首相を務めるAhod Ebrahim氏は、バンサモロの旗がフィリピンの国旗の隣でなびくのは初めてのことだと述べた。そして、「バンサモロの歴史において、ようやく真の自治権を得たのだと、誇りを持って伝えたい。そして、私たちが何を犠牲にしてきたのか、そして今後どうしていきたいか、そのビジョンを共有し、次の世代に伝えたい」と語った。バンサモロの旗は、1月18日の朝、コタバト市や該当のBARMMの地域で揚げられた。

バンサモロ暫定政府は、1月21日をバンサモロの創立記念日にしている。この日は祝日となり、バンサモロ自治区の創立を祝う日となっている。さらに、人々が夢や願いを叶えることができ、自分たちの社会、政治、文化、経済などの今後の道筋を、自分たちの決断で決めることができることを祝うものでもあるという。

1週間にわたる記念日のテーマは「モラルのある政府:強い基盤を作り、もっとよいバンサモロに(Moral Governance: Building Strong Foundations for a Better Bangsamoro)」である。この期間中、机と椅子が10万セット地域内の学校に配布されたり、救援物資や車椅子、災害用の車両や機器が寄贈されたりする。さらに、元兵士10,000人への経済的支援、医療への支援、奨学金の付与やジョブフェアーの開催などもおこなわれる。

来年の政府正式発足に向け、バンサモロは着実に発展を進めている。