12月6日(日)、ダバオ市は市内における新型コロナウィルス感染拡大状況を踏まえ、市内のバランガイ(行政の最小単位)毎の新型コロナウィルス感染危険情報(12月6日から12日)を同市の公式フェイスブックページで更新した。感染危険情報は毎週ダバオ市が更新しているものである。
更新された情報を確認すると、最も感染リスクが高いバランガイと指定されたのは市内4つのバランガイで、1-A、29-C、Crossing Bayabas (Toril)、Manambulan (Tugbok)とされた。次に感染リスクが高いと指定された11のバランガイは、9-A、11-B、14-B、20-B、26-C、Bago Aplaya、Leon GarciaSr. Matina Aplaya、San Antonio (Agdao)、Ubalde、V. Hizon, Sr.とされた。
フィリピン保健省ダバオ支部によると、12月9日現在、新型コロナウィルスに感染したダバオ市内の患者の総数は7,282名であることが発表された。うち321名が死亡し、4,692名は既に回復したという。9日には、新たに新規感染者数が124名確認され、現在入院、自主隔離中の患者数は2,269名となっている。
また、ダバオ市も含むダバオ地方(ダバオ市、ダバオオキシデンタル州、ダバオデルスル州、ダバオデルノーテ州、ダバオデオロ州、ダバオオリエンタル州)における新型コロナウィルス感染者の総数は10,297名で、うち397名が死亡し、7,152名が既に回復した。30日には新たに207名の新規感染者数を確認している。