【News】フィルシスの事前登録、ダバオ地方は今年末までを目標に

現在、フィリピン全土でフィリピン身元確認システム (PhylSis:フィルシス)の事前登録が行なわれている。フィリピン統計局ダバオ地区(PSA-Davao)は、今年の終わりまでにダバオ地方で「最貧」と定義されている600,000宅以上のさらなる事前登録を終わらせる予定だという。

フィリピン統計局(PSA)は、この事前登録を10月12日に開始した。同局は、フィリピン国内の約500万人の国民一人ひとりをIDシステムに登録することを目指している。特に、国内の40%ほどが該当する月収が最も少ない家庭の登録を優先している、また、PSA-Davao局長のペピト・アモヤン氏によると、ダバオ地方内では推定663,000件の登録を目指しており、527人の調査員が毎日30~40件の家庭訪問を行ない、インタビューを行なっているという。

アモヤン氏は、フィルシスやIDシステムによって、より多くのフィリピン人が経済的な支援を受けるために銀行口座を開設できると語っている。また、現在のコロナ禍のような状況においては、貧困とされている家庭に対し支援を提供しやすくするメリットもあるという。

現在行なっている事前登録が済むと、11月25日から12月30日までの間に登録センターにおいて、目の光彩や指紋などの登録をしたり、写真を撮影したりすることになっている。これらのデータは配布されるPhil IDカードに使用されるだけでなく、フィルシスの携帯アプリでも使用できるという。

PSAは急ピッチで事前登録のための家庭訪問を行っているところだ。その際、感染防止対策を徹底して行っており、調査員がマスクを着用することはもちろんであるが、他にも非常に危険とされているバランガイへは落ち着いてから赴くなどの対策を講じているという。フィルシスによって人々への支援がより正確に、より早く行われるようになることを期待したい。