ダバオ市のコロナ特別対策班(タスクフォースダバオ:TFD)は、PCTテストを受けずに、ダバオ外の他の空港へ到着し、陸路でダバオへ入ろうとした市民をこれまでに116名を保護したと発表した。
コロナ特別対策班のコンソリト・イェクラ司令官は、28日、これまでに116名が7月20日から26日までの間にダバオ市への侵入を試みたと述べた。
116名中、16名はカガヤンデオロ市の空港に到着し、陸路でダバオに向かい、その他100名はミンダナオの他地域から陸路を移動してきた。
同氏の報告によると、52名がダバオ市の住民であり、残り64名は非居住者。非居住者は各居住区の境界まで移送されて放免され、逮捕はない。
イェクラ司令官は「彼らは逮捕されたわけではない。一時的に保護され、PCRテストを受けるように支援を受ける」と語った。
ダバオ市サラ・ドゥテルテ市長は先週初めに、ダバオ国際空港(DIA)へ到着する帰国者へPCR要件を課した。
PCRテスト結果を持たずに空港へ到着した場合は、ダバオ空港で無料で検査を受け、結果が出るまで待機。ウイルス検査で陰性の場合にのみ自宅に戻ることが許可される。陽性判定の場合は、各自治体のコロナ患者ケアセンターに護送される。