【News】ダバオ市が身分証のオンライン化に向けて前進

ダバオ市は先月、公共サービス等のシームレス化を促進することを目的として、ダバオ市民カード(身分証)をオンライン導入するための実証実験を行った。モバイルアプリケーションであるダバオ市民カードは、市民識別カード及びATM(現金自動支払機)カードから構成されている。

当プロジェクトの実証実験を兼ねて、市は6月18日からダバオ市ウェブサイト上で、市役所職員及び市の公務員を対象に同モバイルアプリケーションの導入を開始した。ウェブサイト上での登録は2020年6月30日に終了。

ダバオ市民カードは、生体認証システムによる市の職員の出退勤の管理をするだけでなく、市から支援や市のサービス利用にも使えるという。カードのオンライン登録は、アンドロイドアプリで行える仕組み。

ダバオ市ウェブサイトでは、ダバオ市民アプリの概要を説明するビデオが視聴できる。登録情報は、ダバオ市人事管理事務所が管理するため、利用者は同所がデータにアクセスする権限を求められる。

当プロジェクトは、2017年ごろからダバオ市で偽造の身分証利用が横行していたことから、ダバオ市治安協議会が身分証のアプリケーション化を提案したことがきっかけとなっている。

フィリピン統計局ダバオ支部は、2022年半ばまでに約100万人のダバオ市民カード登録を目指している。