【News】セブパシフィック航空は追加で従業員1000人以上を解雇

18日(木)、LCC(格安航空会社)のセブパシフィック航空は、フィリピンにおける新型コロナウィルスの感染拡大で、航空機の運航が禁止されていた影響を受けたことにより、1000人以上の従業員もしくは全従業員の25%を解雇すると地元紙が報じた。1000以上の従業員は一月後の7月20日が勤務最終日となる。

フィリピンの航空業界は、3か月の長期に及ぶ都市封鎖、移動制限の影響で、経営に深刻なダメージを受けている。今年2月には、ナショナルフラッグキャリアであるフィリピン航空が300人の地上スタッフを解雇、3月にはセブパシフィック航空が190人の従業員を解雇、エアアジア航空も6月末までに客室乗務員を含む260人の従業員を解雇すると発表している。

ダバオ市観光局は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で利用が停止されていたダバオ国際空港の運用が今月8日から再開されたことに伴い、6月中に予定されているダバオ発着の各航空会社のフライト情報詳細を公開しているが、空港の収容人数制限もあり、1日1~2本程度の運航しか許可されていない状態である。

フィリピン航空は便数の減少による影響で、今後2~3か月以内に更なる従業員の解雇をすることになるだろうと述べており、フィリピン航空業界復活の見通しは立っておらず、専門家によれば、航空及び観光業の従事者は55万人が失業し、業界全体の損失は45億ドル(約4700億円)と予想されており、元の状態に戻るまでは少なくとも2年はかかると言われている。