ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、5月29日のラジオインタビューにおいて、ダバオ市発着の地域内長距離バスの運行を6月1日に再開すると発表した。
6月1日から運行が再開されるバス路線は、ダバオ市とダバオデルノルテ、ダバオオリエンタル、およびダバオデオロ間の便となり、該当する全てのルートにおいて1日1便のみとなる。
サラ市長はバスの利用について、1日1便のみになるため、基本的には「先着順」となり、体温が体温が38度以上の乗客、 21歳以下および60歳以上は乗車が認められないと発表した。
もともとダバオ市政府は、5月25日からの運行再開を発表していたが、地域内のさまざまな地方自治体が、ダバオ市からの乗客受け入れを拒否したことで、延期となっていた。
すべての長距離バスには、サーモスキャナーと消毒剤が標準装備される予定で、ソーシャルディスタンスを守るために、バスは座席数の50%を上限として運行されるので、競争率は高くなりそうだ。また、バスはターミナルからの乗車に限られており、幹線道路での乗降車は固く禁じられているので注意したい。
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