フィリピン保健省ダバオ支部によると、4月28日現在、新型コロナウィルスに感染したダバオ市内の患者は113名であることが発表された。うち18名が死亡し、60名は既に回復したという。
ダバオ市では4月4日から26日まで強化されたコミュニティ防疫施策を導入していたが、その措置を5月15日まで延長し、より一層厳しい都市封鎖施策を取っている。 しかしながら、集団感染が疑われるケースも発生し、市内複数のバランガイ(行政の最小単位)でロックダウン(封鎖)という事態を招いている。
ダバオ市も含む、ダバオ地域126名の感染者のうち、120名については追跡調査が行われ、2922名の濃厚接触者を確認、そのうち93%にあたる、2731名とは連絡が取れ、監視下に置かれているという。また、126名の69%、87名は男性であり、残り31%、39名は女性であるとも報告されている。
さらに、ダバオ市内の主な感染ルートは、マティーナ地区の闘鶏場、国内・海外旅行、感染者への濃厚接触による感染と分類されていることも判明している。
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