フィリピン保健省ダバオ支部によると、4月25日現在、新型コロナウィルスに感染したダバオ市内の患者は104名であることが発表された。うち17名が死亡し、54名は既に回復したという。
ダバオ市では4月4日から26日まで強化されたコミュニティ防疫施策を導入していたが、その措置を5月15日まで延長し、より一層厳しい都市封鎖施策を取っている。 しかしながら、集団感染が疑われるケースも発生し、市内複数のバランガイ(行政の最小単位)でロックダウン(封鎖)という事態を招いている。
ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は、ロックダウンを実施しているバランガイのうち、23-Cとレオンガルシアは検査の結果、62名中、4名が感染していることが判明したと述べた。またバランガイ21-Cについてはロックダウン解除を決定し、わずか2日間での解除となった。