サラ・ドゥテルテ市長は15日、地元紙のインタビューにおいて、保健省の助言などを熟慮し、ダバオ市での強化されたコミュニティ防疫を26日まで延長する方向で進めており、17日までに詳細を発表すると述べた。
その一環として、ダバオ市は現在食料品や医薬品の購入のため、市民が外出することを認めていたが、違反者が続出していること鑑みて、より一層厳しい外出禁止制限を設けると発表した。
新たな外出制限は、今まで認められていた食料品や医薬品の購入のための外出も特定の日程以外は禁止するという。具体的には、市民に配布されているFM(フード・メディカル)パス番号の最初の一桁が奇数の場合は月・水・金、偶数の場合は火・木・土以外は外出不可、日曜日に至ってはすべての市民の外出を禁じるという厳しいものとなる。
ダバオ市警察によると、新外出禁止令の施行は4月18日からはじめ、市内46か所に検問所を設け、取り締まりを強化するという。