ダバオ市保健局(City Health Office:以下CHO )は、新型コロナウイルスの拡散防止策として、ダバオ市内の公園、バスターミナル、港などすべての公共施設の消毒作業を開始した。
3月10日、CHOのJosephine Villafuerte氏によると、該当施設では、消毒作業を営業終了後の夜間を中心に毎週もしくは2週間ごとに実施予定である。
Villafuerte氏は、「私たちはダバオ市の公共施設が消毒されていることを発信し、子どもたちや地域の人々に、安心してもらえる環境を提供したい」と語り、加えてウイルスの拡散予防にもつながるだろうと述べた。また、Villafuerte氏は、使用する消毒薬は人体に有害なものではないことを保証している。
CHOは、ショッピングモールなどの人々が集まるような民間施設に対しても、消毒などの予防措置を実施することを奨励している。
また、3月11日時点で、フィリピン国内でのコロナウイルス感染者数は33人を記録している。ミンダナオ島では、今のところ感染者は確認されていない。
ダバオニュースの裏側へ!