ダバオ地域の合計323のバランガイが、違法薬物が存在しない(Drug-free)バランガイとして認められた。フィリピン麻薬取締局(Philippine Drug Enforcement Agency 以下:PDEA)ダバオの Behn Joseph Tesiorna氏は、依然として310のバランガイで違法薬物の取引が行われている可能性があると述べた。
Drug-freeバランガイは、警察による評価と検証を受け、保健省やPDEAから薬物不使用証明書を受け取ることで認定される。Tesiorna氏は、Drug-freeバランガイとして認定を受けた後でも、違法薬物の活動が報告された場合、認定を取り消す可能性もあると言及した。
Tesiorna氏は、ダバオ市内のDrug-freeバランガイとして認定されているCalinan地区の6つのバランガイを例に挙げ、「これらのバランガイは人口が少なく、小規模であるため、薬物を排除するのは難しいことではない」とコメントしする一方で、人口の多いバランガイにおいて違法薬物の取引が行われている傾向があるとしている。
ダバオニュースの裏側へ!