【News】ダバオ市、薬物乱用根絶に向け授業改革へ

ダバオ市違法薬物乱用防止委員会Davao City Anti-Drug Abuse Council(以下CADAC)のテクニカルアドバイザーDonaldo Rivera氏は、初等教育を受ける児童4年生から12年生までの薬物乱用防止教育を統合改革していくと発表した。カリキュラムの一部としてコミュニティベースのリハビリテーションおよびアフターケアプログラムに関する授業を導入するとしている。

このカリキュラムは、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏がメンバーに含まれる地方教育委員会の下で発令され、ダバオ市の全ての公立学校で直ちに導入されるそうだ。ただし私立学校の場合は、カリキュラムに対する決定権があるため、導入は各学校の判断に任されることとなる。

カリキュラムは教育省(DepEd)地域事務局によって正式に評価、承認されており、さらにフィリピン麻薬取締局(PDEA)とCADACは、統合される授業の一部として、薬物中毒、生理学、薬学、重複障害、ケアマネジメントなどを含めるべきだと提案している。

Rivera氏は、2018年から2019年にかけてダバオ市の一部の公立学校でカリキュラムのテスト運用が行われており、多くの児童が授業の理解度テストに合格したと述べた。また同氏は、カリキュラムの統合改革のみで違法薬物が根絶されるわけではないが、違法薬物への理解を深め、コミュニティ全体で薬物乱用と闘うために必要な改革であると付け加えた。

薬物乱用防止教育の統合改善で、違法薬物の危険性や対処法などの重要な知識が市民に浸透することだろう。