【News】ダバオ-サマル橋計画、再調整を求める住民の声 

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ダバオ-サマル橋建設で影響を受ける零細企業は、公共事業道路省(Department of Public Works and Highways 以下DPWH) に計画の再調整を求めている。

DPWHのMadsmo Hashim氏は、事業主グループから建設計画の変更を求める手紙を受け取ったと公表した。橋建設が資産と事業に悪影響を与えると主張しているとのことだ。個人情報保護と建設計画の円滑な進行のため、事業主たちの身元は公開されていない。

Hashim氏は、DPWHはこれまでに一連の交渉を進めてきたが、事業者グループは手紙を送り続けていると語った。彼らは橋の建設自体に反対しているわけではなく、別の地区に橋台(橋の根本、陸地に接している部分)を建設するよう求めているという。しかし、建設計画はすでに「最短最良」のルートを採用、決定されており、国家経済開発庁(National Economic and Development Authority 以下Neda)の承認も得ている。

Hashim氏は、計画は承認されており、橋はいかなる私有財産も毀損しないことから「交渉でどう彼らを納得させられるか」を考えているという。

ダバオ-サマル橋の全長は約2.8㎞で、市のR. Castilloからサマル島のCaliclicに架けられる。Nedaの承認した計画では、2021年から24年まで建設が進み、運用は2025年以降になるという。しかし、DPWHの発表では、現時点で計画はまだ準備段階であり、詳細な技術調査は今年の3月から行われるという。

大規模建設は周囲の住人に大きな負担となる。彼らに対して十分な配慮が求められる。

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