国内外の様々な都市との提携を進めているダバオ市は、国内に存在する17の主要流域の1つであるダバオ川の流域保護・管理を行うため、ブキドノン州との提携を開始することを決定。
6月28日にダバオ市内で開かれた年次集会「The 6th Watershed Stakeholders Summit」では、様々なセクターより集まった200名近くの参加者が見守る中、ダバオ川流域管理の協定覚書が署名・締結された。
イベントは流域の保護・管理におけるコミュニティ活動のプロモーションや推薦を中心としているほか、地方のボランティア団体「Bantay Bukid」や「Bantay Dagat」の成果報告、流域管理計画の概要なども当日に発表された。
ダバオ市は交通道路やその他インフラ設備の建設に重点を置いているように見えるが、清潔な水源の維持や保護など、地元の環境に対する取り組みも積極的に行っているのだ。