フィリピン中央銀行が公開している2019年第3四半期住宅用不動産価格レポートによると、ダバオ地方を含むマニラ首都圏外の成長が著しいようだ。
ダバオ地方の住宅価格指数(RREPI)は2018年の同時期から比較して4.9%上昇している。ダバオ地方は全国の住宅ローン借入金のうち2.8%のみを占めており、まだまだ成長の余地があるだろう。マニラ首都圏外全体をみると、特にマンション価格は2016年第1四半期から2019年第3四半期の間に29.1%も上昇しており、顕著な成長を見せている。
フィリピン中央銀行の住宅ローン貸付総額のうち、マニラ首都圏が48.%を占める。その後は、カラバルソン地方(25.1%)、中央ルソン(7.6%)、中央ビサヤ(6.5%)、西ビサヤ(3.6%)、ダバオ地方(2.8%)、北ミンダナオ(2.3%)と続く。
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