2019年11月6日、フィリピンミンダナオ島、ダバオ市商工会議所のミラン会頭以下一行が茨城県ひたちなか市を訪問した。同午前、一行は日立製作所水戸事業所を見学。その後、ひたちなか商工会議所で柳生会頭、鈴木名誉会頭とランチミーティングが行われた。
同日午後は、常陸那珂港、海浜公園を視察見学、その後クリスタルパレスでレセプションを開催された。常陸那珂港ではフィリピンからのバナナ船を常陸那珂港に寄港させることができるかなど具体的な話題にもおよんだ。
レセプションではミラン会頭からダバオの概要と発展可能性について説明があり、その後、柳生会頭、ミラン会頭により友好協定が締結された。ミラン会頭からは視察受入れに関しての感謝の意と、これを機に双方の会員企業のビジネスの発展につながることを期待しているとのコメントが伝えられた。
レセプションに参加したひたちなか商工会議所の方々からもぜひダバオに行ってみたいという声も聞かれ、終始和やかのうちに終了した。
このように地方の商工会議所が外国の商工会議所と友好協定を締結する例はあまりないと言われており、ひたちなか商工会議所の取り組みが新たなモデルになることも期待される。
また、ひたちなか商工会議所は昨年から同市のミンダナオ日本人商工会議所とも提携をしており、ダバオへの投資に今後一層の期待がされている。(提供:ひたちなか商工会議所 小泉 力夫)