【News】ダバオ市10代の妊娠率、国内で最も高く。対策を検討

ダバオ市保健局(Davao City Health Office 以下CHO)は、ダバオ市における10代の妊娠率が、フィリピン都市部の中で最も高いと報告した。国家経済開発庁(National Economic and Development Authority)は市の10代の妊娠率の高さを国の重要課題として扱っているという。

ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ= カルピオ氏は、CHOの報告への危機感を述べた。サラ市長は、2010年の任期以来、10代の妊娠率を抑えることを目標にキャンペーンを続けている。

CHOが発表した2018年の全国調査によると、ダバオ市の10代の妊娠率は12から13%であり、国内で最も高い数値であった。 同年の全国平均は8.6%である。南フィリピン医療センター(Southern Philippines Medical Center)による2019年上半期のデータでは、13から14%の10代が妊娠を経験しており、こちらの計測でも全国で最も高い数値を記録しているという。

高い妊娠および出産率に対応し、ダバオ地方には、10代の妊婦をケアするための施設がある。施設では、カウンセラーへの教育を実施し、幼い母親の悩みに寄り添うよう。

統計の結果から、ダバオ市は10代の妊娠への対策を進めていく必要があるだろう。サラ市長は10代の妊娠は教育の機会を奪い、子どもと親の将来を不安定なものにすると説明している。また、女性に対する妊娠後の対応だけではなく、男性に対し、責任感や保健の教育を進めていくことが求められている。