【News】ダバオ市全医療施設にAED導入、条例制定へ第一審議通過

ダバオ市議会議員Mary Joselle Villafuerte氏は、ダバオ市全ての救急車および医療施設にAED(自動体外式除細動器)の設置を義務付ける条例の制定を議会に提案した。

AED設置の背景には、8月4日に開催されたカダヤワン・デュアスロン2019の競技中、男子40-44歳部門の参加者Mario Francisco Marfori IIさんが死亡した事故がある。これを受け、緊急対策計画の一環として、ダバオ市全てのスポーツ大会でのAEDの準備の義務付けをVillafuerte氏は推し進めている。

Villafuerte氏はこの事故について、選手の死亡の原因は、AEDおよび救急隊員の不足が原因だと指摘した。そのため救急車や医療施設だけでなく、公園やショッピングモールなど可能な限り全ての場所でAEDの設置を義務付ける条例の策定を目指す。

同氏は市議会のスピーチで、心停止による突然死はフィリピン国内で一般的な死因であることを示した研究結果を紹介した。加えて、スポーツ大会に参加する選手に対し、医師による健康診断書の提出を求めるルールの策定を提案した。

今回の条例の提案で、ダバオ市は市民の健康福祉に対する姿勢を強調した。二度と同じような事故を起こさないため、条例制定を進める姿勢は賞賛する必要があるだろう。