ダバオ市農業部のLawrence Bantiding氏は、Davao Food Terminal Complexの執行委員会が、食品ターミナルの改善に向けて初期予算1億7610万ペソを提案したことを報告した。
Bantiding氏は、農務省から資金援助を要請しており、2020年には予算案が承認されることに期待していると述べた。予算は農家の利益となるインフラを整えるために使用されると説明されており、コンクリート道路、排水システム、実験棟、食品加工、下水処理場の建設などが予定されている。ダバオ市ではこれまでに、トリル地区にて10億8600万ペソ規模の食品総合センターが正式オープンし、流通業者を介さずに農産物を消費者に直接販売できるようにもなっている。
食品ターミナルの改善によって、農家の経営が改善され、製品を最大限に生産、販売することができるようになれば、ダバオや地方の農産業の発展にも期待ができため、早期の予算確保に期待したいとことだ。