ダバオ農業省代表Noel Provido氏は、中国の大規模な市場の需要に応えるため、ココナッツの品種であり、独特な風味と香りで知られているAromatic Green Dwarfを植えることを、ダバオ地方の農家に奨励した。
中国では、新鮮で完熟していないココナッツ(ブコ)などの、フィリピン産ココナッツ製品の市場が開かれた。ミンダナオ島は、これらのココナッツの出荷を行っており、特定品種の需要が伸びていることを受け、供給力を上げるために、当該品種の栽培に興味がある農家に対して、技術支援が行われている。また、7月26日には、ココナッツ初出荷の式典が、地元企業のEng Seng Food Productsによって主催されている。
世界で美容や健康食品として注目を集めるココナッツ。世界的な需要の高まりは、地域経済にとって大きな利益をもたらす機会であり、ミンダナオで作られる製品のさらなる発展を促すことにもつながっていくだろう。