【News】建設廃材の投棄、ダバオ市の排水システムに影響を及ぼす

ダバオ市の一部の民間企業によって不正な建設が行われており、その工事現場付近の排水路に投棄されていた瓦礫や砂、砂利などの建設廃材の一部が回収された。

ダバオ市のOffice of the City Building Official (以下:OCBO)のCirinia Grace Catubig氏は、建設廃材を投棄した建設会社へ業務停止命令を出すことを、既に決定していると明らかにした。同氏は、請負業者や所有者に業務停止命令を通知するためには、不正建設を行った建設会社名や所在地を明記した正式な報告書が必要だと話す。

また、OCBOと労働雇用省は、環境天然資源省によってすでに確立されている不法投棄に関するガイドラインに加え、建設廃材の処分に関する具体的なガイドラインを定めていることを表明している。Catubig氏によると、OCBOは地方自治体および国の法律に基づき、ガイドラインに違反している建設を発見した場合は、建設を中止させる権限がある。

PAGASA(フィリピン大気地球物理天文局)のデータによると、近年の降雨量は5年前と比べて3倍になっているという。ダバオ市の現在の排水システムは、雨によってもたらされる水量の捕捉には不十分であり、降雨がもたらす冠水が頻繁に発生している。近年の降雨量の増加を考慮すると、排水管の詰まりの原因となる建設廃材の投棄などの違法行為について、建設会社に説明責任を果たすよう、厳格な監視および調査を実施することが必要となってくるだろう。