6月20日から21日に開催予定のダバオ投資会議(以下Icon)2019に、中国のアリババクラウドが参加することが、ダバオ商工会議所(Davao City Chamber of Commerce and Industry:以下DCCCII)により明らかになった。
中華人民共和国の情報技術関連企業であるアリババグループは、クラウド技術が世界のEコマース業界に与える影響や、第4次産業革命をはじめとした世界のデジタル市場に関する題目について発表するだろうと予想されている。
5月22日、DCCCIIのJohn Carlo Tria氏は、ダバオ市のデジタル経済とデジタル交換率の高さが、過去3年において他企業の関心を高める原動力となっていると述べた。しかし一方で、8~10%の成長率が着目されている中、ダバオ市はデジタル経済にも力を入れるべきであると説明。
同じくDCCCIIのMaria Lourdes Monteverde氏は、アリババクラウドの参加はフィリピンと中国の関係を強化し、世界のデジタル市場での競争力を得る上で大いに役立つと述べた。
IconはダバオのSM Lanang Premierにて開催される予定で、国内外の投資関係者やゲストを含めた約1000人以上の参加者が見込まれている。
ダバオ市のデジタル経済の成長率は、投資とさらなる成長のために相応しい場所だ。アリババクラウドのような巨大テクノロジー企業の参加は、国のデジタル経済において重要な役割を果たすだけでなく、世界のデジタル市場における新たな要になるのではないのだろうか。