ダバオ都市計画開発局(Davao City Planning and Development Office:以下CPDO)のIvan Cortez氏は、近年のダバオ市の人口増加による人口密集化に対処するため、高層建築プロジェクトを奨励していると述べ、農業や森林保護地域へのストレス拡大を回避するために、高層化することによって拡大するだろうと説明した。
昨年ダバオ市議会では、市内で新たに建築される建物について、最高27階までの建築を可能とする条例を起草されており、市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏も、同条例の承認を求めるよう要請していた。Cortez氏は、ダバオ市の人口増加への対応に加え、都市開発やインフラ、環境と天然資源、そして社会とコミュニティを考慮する必要があると述べている。
高層化が進むことで、市中心部での居住スペースの増加はもちろん、水の分配効率がよくなり、水の消費量を押さえる事ができることも期待ができる。