【News】地元ボランティア、ダバオ流域での違法行為を監視する

2月15日に市内のアルメンドラス・ジムで第2回Panagtagboイベントが開催された。当日はおよそ200名ものBantay Bukidのボランティアたちが、ダバオ市の流域を監視しつつ、確認された違法行為について報告した。

同ボランティアのメンバーでありマノボ族の一人であるLoreta Landim氏は、監視を通じて収集されたデータをNational Commission on Indigenous Peoples(国家先住民族委員会)またはその他政府機関に提出するため、本イベントに出席していると述べた。

同氏はまた、ボランティアの主な目標は森林を保護することであり、メンバーは脅威にさらされているエリアを中心に徒歩で巡回パトロールしていると説明したほか、監視下で確認された脅威や違法行為の一部には、違法伐採や脅迫事件、先住民族間の紛争といったものも含まれていると述べた。

さらにカガヤン・デ・オロ市内のカーメン地区のバランガイキャプテンであるAlfredo Austral Sr.によれば、およそ20年間にわたって異国者たちが保護地域内で違法伐採を行っているとのこと。

流域の保護はとても重要であり、こうしたボランティアたちによる監視は生態系の現状把握、ならびに違反者の発見に大いに貢献しているだろう。