ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の娘であり、ダバオ市の市長を務めるサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏。そんな彼女は多くの上院議員や議員から、上院議員選挙に立候補するよう勧められていた。
しかしサラ市長は、来年の選挙運動には参加しない意思を示したことが明らかになった。彼女の説明によれば、ダバオ市にてまだ達成できていないものが非常にたくさんあることから、まだダバオを離れたくないからだそうだ。
その代わりにサラ市長は、自身を支持していた市民に対し、3名の立候補者:元上院議員のJinggoy Estrada氏、北イロコス州のImee Marcos知事、そしてKarlo Nograles議員を支持して欲しいと述べた。
ロドリゴ・ドゥテルテ氏は寸前で大統領選挙への立候補を発表したことから、多くの市民がサラ市長も同様の行動を取るのではないかと期待を寄せている。だが一方で、今後も引き続き市長としてダバオに残ると考える者も少なくないようであり、それほど市民が彼女に信頼を寄せている証拠でもあることがうかがえる。