フィリピン外務省(Department of Foreign Affairs:以下、DFA)は3月16日~17日にかけ、パスポート申請の出張サービス、「パスポート・オン・ホイールズ」を実施した。”Araw ng Davao”による連休を配慮して行われた同サービスは、多くの人々によって利用され、実に3595件ものパスポート申請を受け付け、同省はこれらの申請を承認したと発表した。
この出張プログラムの関係者であるシャロン・クエンカ氏の説明によれば、第81回「Araw ng Davao」に合わせて実施された2日間の短期間プログラムを通して処理された申請は、フィリピン国内で最多となっている。
DFAのパスポート・オン・ホイールズは通常であれば300件程度の申請にのみ対応することになっているが、「Araw ng Davao」の際は4376人もの市民が申請を行っていた。4376中3595件のみを受け付け承認した理由については、申請者が当日に出頭しなかったり、必要な書類が不足していたためだと説明されている。