15~18歳迄の青少年で構成された青年会Sangguniang Kabataan(SK)連合は、ダバオ市警察が”Tambay”への対処として行っている「Oplan Sita(ビレッジなどでたむろしたり、他の人に迷惑をかける人たちへの注意喚起)」の実施を支援していることを発表した。
Tambayとは、道端や一角などで見かけることがある、飲酒しつつ酔って騒いだりする者をはじめとする人々を指すことが多く、中には未成年者も含まれていることから、もめ事や事件、さらには麻薬関連の問題への関与の可能性が問題視されている。 Oplan Sitaはこれら人物の取締りを行うために市警察が行っており、市内の巡回中にTambayを発見した場合は、屋外での飲酒を控え、屋内でするよう忠告することになっている。
AFP-PNPの記者会見において、ダバオ市広報担当のPaolo Dominic Rodriguez氏は、当プログラムは若者の違法活動への関与を防ぐことに繋がると述べた。同氏によれば、Tambayの大部分が15~30才の市民だそうで、当取り組みにより夜間の犯罪行為を防止できると期待している。
「Oplan Sita」はダバオ市民の安全を優先している一方で、罪のない人々が犯罪者として判断されてしまう可能性も秘めており、今後改善しなければならない課題となっている。