【News】違法薬物依存治療プログラム参加者の半分が離脱

地域リハビリテーション&アフターケアプログラム(以下、CBRAP)の下で、薬物依存治療を受けている人達のおよそ半分がプログラムから離脱していることがわかった。

CBRAPは、ダバオ市薬物使用防止協議会が設けたプログラムである。市内で早期に自己申告をした、違法薬物を使用している疑いのある人たちや麻薬密売人に、リハビリプログラムを提供するものである。職業訓練も行い、将来彼らが職に就けるようにもする。

CBRAPの研究責任者であるコニー・ドマグ氏によると、3,894人が同プログラムを開始したが、内1,862人が離脱したとのこと。同氏は、「バランガイ組織からの十分な支援を得られていないことが、多くの薬物依存治療を受けている人たちがプログラムに参加しなくなる大きな理由です。もう一つの理由は、リハビリを続けていこうというモチベーションの欠如です。彼らにやる気をださせる必要があります」と話す。

CBRAPは、離脱した人たちのその後を追うため、フィリピン国家警察にも協力を要請している。市内の大学、University of Immaculate Conceptionも、これら薬物依存者を助けるために、アフターケアプログラムを開始した。

リハビリは2段階に分けられている。6か月かけて行われる1段階目では、医療や歯科サービス、職業訓練、そして心理学教育が提供される。2段階目がアフターケアプログラムである。

ダバオ市警察によると、昨年、市内で11,575人の違法薬物使用自己申告者がいたと記録されているとのこと。ダバオ市では、職場での違法薬物追放条例の制定の最終段階に入っている。