フィリピンでは2018年から、新たな年中行事を追加することが決定された。
ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は4月13日、毎年4月を「フィリピン料理の月(Buwan ng Kalutong Pilipino)」にすることを宣言し、署名を行った。
同宣言では、フィリピン国民が自国の伝統料理についての認識を高めることを目的としており、伝統を大切に守り、後世に伝えていくべきであるとも述べられている。
新たに追加された年中行事は農業省および文化芸術委員会(National Commission for Culture and Arts)が担当することになっており、民間セクターを含めた、全ての省や局、国有企業、政府機関に対しても、同行事を支援し参加するように働きかけている。
4月をフィリピンの伝統料理の月にすることは、フィリピンの特色を際立たせ、国の誇りと帰属意識の促進に繋がるだろう。さらにこれは、国内の様々な産業や農村にとっても追い風となるだろう。