自動車、機械、電化などの分野から、少なくとも25の台湾企業がビジネスマッチングイベントへの参加のため、今月、ダバオ市を訪問する予定である。
ミンダナオビジネス協会(以下、MinBC)のRoland Torres協会長は、台湾貿易センター(以下、TTC)マニラがこの様なイベントをダバオ市、メトロマニラ以外で行うのは、今回が初めてだと話す。彼らはフィリピンでのディストリビューターを探しており、また、ミンダナオから台湾へ何を輸出できるかをも見に来るとのこと。TTCは、台湾ビジネスと海外のクライエントとの橋渡しを行っている。
MinBCとTTCマニラは、22日、マルコポーロホテルにてこのイベントを開催する。政府や産業組合、いくつかの商業組織も共同主催者となっている。イベントには、台湾からの参加者たちのビジネスと関連する業界、約100の地元企業がミンダナオ中から招待されている。台湾側が提示する商品は例えば、プリント回路基板、プラスチック射出成形、EGR センサー、LEDソーラー街路灯、LED投光照明や汚染監視システムなどである。
「品質が良く、これまで我々が輸入してきたものよりも価格が抑えられている、台湾の商品を得るいい機会だと考えています。直接取引同意の下、彼らはより低い価格を我々に提示できます。ディーラーやディストリビューターの他に、これらの機械を必要とする企業には直接契約同意を適用できます」。「台湾貿易センターがメトロマニラ以外の場で初めてこの様なイベントを開催することは、我々の地域の可能性を見出してくれていると考えている」とTorres氏は述べた。