【News】ダバオ市職員、市民との交流を図る

ダバオ市役所

3月14日(水)、Araw ng Davao 2018のイベントの一環として、リザルパークで開催されたThe Araw ng mga Empleyado(職員の日)では、ダバオ市職員が起業家としての顔を見せる場となった。職員たちは、彼らの料理の腕前やその他のスキルを見せ、市民をおおいに沸かせた。

市運輸交通管理局(以下、CTTMO)の Eric Antioqui氏は「友人からアイスクリームの作り方を数時間にわたって教えてもらいました」と話した。CTTMOのアイスクリームは、チョコレート、マンゴー、バニラ、チーズ味から選べ、一つ19ペソで販売された。

彼らのブースにはこの日のために借りてきた、巨大な冷凍庫が設置され、人々の関心を引いた。氏は「私達は7,500ペソの運転資金を皆でだし合い、600カップのアイスクリームを作ることができました」と説明した。彼らは、この日に得た利益をどう使うかをまだ決めていない。

一方、dinuguan and puto(ミートシチューとライスケーキ)を一皿わずか50ペソで売っていた、市エンジニア局(以下、CEO)のブースは、お昼時にはすべて売り切れ、早々に閉店となった。市社会福祉開発局(CSSDO)と提携し、他とは異なった商品を披露した、バランガイ女性グループもひけをとらず、人々の関心を集めていた。

バランガイ女性協会のEsperanza Capito氏は「私達は香りのキャンドルを販売しました。蚊よけの効果があるからでしょう、中でもシトロネラ商品はすべて売り切れました」と述べた。キャンドルは3個入り1セット、100ペソで売られた。

氏は、このプロジェクトはサラ・ドゥテルテ市長の「Magnegosyo ta Day!」プロジェクトの一環であり、市内で女性が起業するための資金を提供するためのものであると説明した。氏は「現在50人のメンバーがおり、そのほとんどが、無料の生活向上トレーニングに参加しています。トレーニングでは、チョコレート、漂白剤、洗剤や柔軟剤の作り方も教えています」と話す。

CTTMO、CEO、CSSDOのブースの他には、市職員たちが手作りの物を展示したり、既製服や古着を販売した。その他、SSS(社会保障制度)の職員がインフォメーションブースを設置したり、ミニコンサートが開催されるなど、ダバオ市職員と市民との交流の場となったようだ。