【News】政府用証明書の料金が値上げへ

マラカニアン宮殿

フィリピン統計機構(PSA)は、新税法施行に伴い2月2日から出生証明書、死亡証明書、結婚証明書の料金を10%程度値上げすることを予定している。今回の料金変更は、PSAが前回値上げを行った2008年から10年ぶりとなる。

PSAリージョン11が発表した報告では、市民登録についての資料の発行にかかる料金は140ペソから155ペソに変更され、未婚証明書の発行は1枚につき195ペソから210ペソに変更される。PSAのホームページによれば、出生証明書は330ペソ、死亡証明書と結婚証明書は430ペソにそれぞれ料金が変更されるとのことだ。

これらの料金の変更は、共和国法第10963号の税制改革法(TRAIN)により行われている。また同法律には、各証明書や、情報提供用の証明書などにの資料には30ペソの印紙税を受け取る必要があるとも明記されており、印紙にかかる税金も15ペソから値上げされることとなる。

尚、オンラインで行える各種手続きの郵送サービスは、国内外に対応可能となっている。