ダバオ市長サラ・ドゥテルテ・カルピオ氏は、6000万ペソをかけて行われる都市保健所のビル建設にあたり、フィリピン保健省(DOH)と協定を締結するため市議会の許可を求めた。
ダバオ市健康委員会の代表であるMary Joselle Villafuerte氏は、同件について市議会で議論がなされる予定だと述べた。同氏は市政府の責任として、施設の建設用地の確保はもちろん、管理や人員について必要となる予算の算出を挙げている。
新たな施設は24.4万ヘクタールもの広大な敷地に建設が予定されており、建設にあたっての資金については、保健省の2018年度の予算により既に確保されているという。
ダバオ市は同施設の建設開始時期について2年以内を目標としている。またダバオ市政は今後、インフラ開発を押し上げるために、ダバオ市社会サービス開発局(CSSDO)、都市アーカイブ事務所、市立図書館などを新たに建設していく計画を立てている。