一連の災害により、多くの住民が被災したことをうけ、12月24日(日)、サラ・ドゥテルテ市長は、クリスマス、そしてニューイヤーに関連するイベントの延期を発表した。 市長は、「今は、パーティー騒ぎをする時ではありません。私達は何をするべきか?一番目として、クリスマスは家族と共に過ごしましょう。二番目は、神に祈りを捧げ、この一年に頂いた恩恵に感謝しましょう」との声明をだした。
パーティーをする代わりに、洪水により被害を受けたダバオ市民の支援を希望する人は、市役所による救援物資の配布の手伝いをすることができることを付け加えた。 この配布作業は、クリスマス後も引き続き行われる予定だ。 市長は、「住む場所を失くした洪水の被害にあった人々、そして、愛する人を亡くし、仕事を失った、火災の被害を受けた人々の窮状を理解しましょう」とも述べた。
この市長の声明は、NCCCモールの大規模火災が起こった翌日、そして台風ヴィンタにより市内で18,308世帯、25のバランガイが被害を受けた2日後にだされた。 ダバオ市の12月のお祭り、Pasco Fiestaで予定されていた残りのイベントは、ほぼ延期が決定されており、ほとんとが具体的な延期日が発表されていない。