【News】2017年上半期のダバオ地域でのHIV死亡者数が判明

フィリピン保健省(以下、DOH)ダバオ地域HIVプログラムマネージャーであるマリア・テレサ氏は12月8日、今年1月から6月にかけて同地域でヒト免疫不全ウイルス(以下、HIV) – 免疫不全症候群(Aids)が原因で7人が死亡していたことを発表した。

DOHのリプロダクティブ・ヘルス・ウェルネスセンターの責任者であるジョーダナ・ラミテール氏は、7人の死亡者の3人はダバオ市内、残りの4人は市外からであったと述べたが、死亡者の年齢などは公表されなかった。

1984年に最初のHIV感染が報告されて以来、同地域では2017年6月までに合計148人の死者を記録している。このうちダバオ市内での死亡報告は109名に上っている。また、ダバオ市内では、今年1月から6月までに妊娠した女性からの母子感染も1件報告されており、同地域の感染者の増加が懸念されている。

現在、ダバオ地域にはダバオ市の南フィリピン医療センターやタグム市などの公営病院に加え、私立病院のダバオドクターズホスピタルなど5つのHIV治療センターで治療を受けることが可能となっている。また、既に22か所のHIVカウンセリング施設と検査施設も用意されている。

国内で感染の拡大が問題視されているHIVウィルスだが、まずは国民が正しい知識を身につけること、そしてカウンセリングや検査を積極的に受け、万が一感染が確認された場合も、適切な治療が受けられることを知り、治療に専念することが重要だ。