【News】バンケロハン地区で起こった火災により、男性一人が死亡

12月5日(火)に起こった、ダバオ市バンケロハン地区の住宅街での火事により、74歳の男性が死亡、約200世帯が住む場所を失った。亡くなったのは、この地区の住民であるロドルフォ・ヒダルゴさんで、彼は半身不随であったとのことであり、逃げ遅れたとみられる。

この火災で約100軒の家が延焼した。防火局によると、被害額は約50万ペソになるという。火事は、“タスクフォースアルファレベル”と呼ばれる、市内すべての消防署に応援要請がだされるほどであった。火災監督のアラガノ氏によると、火事の原因はまだはっきりとは特定できていないとのこと。

最初の通報があったのが午前11時40分、そして激しい熱、風により火が煽られていたことにより、午後12時25分には“タスクフォースアルファレベル”となった。消防士によると、2日前からのこの地区での断水により、近くの消火栓から水がでなかったという。「この2日間、バンケロハン地区は断水中でした。水が出るのは夜間のみで、そのため、消火栓に貯めてあった水は昼間に使われてしまっています」と、ダバオ地区火災放火捜査官のギラド氏は述べた。午後1時35分には火の勢いは収まり、午後4時30分に鎮火した。

この地区の住民、ラブラ家から出火したとみられるが、当局はまだ正式には発表していない。狭い路地のため、消防隊員たちは消火活動に困難をきたした。火災現場まで、いくつもの消火ホースをつなぎ合わせなければならなかった。フィリピン国家警察も出動し、現場の収拾にあたった。

2010年よりこの地区に住む、アルマ・ジョフィアさんは、隣人が叫んでいるのを聞いて、ようやく火が近づいていることに気づいたという。彼女は3人の孫を連れて逃げるのが精一杯で、他には何も持ち出せなかった。

ダバオ市都市社会サービス開発局は、実際に何世帯が被害にあったのか調査中であると同時に、キッチンカーを手配し、被災者に温かい食事を提供している。2016年4月、同地区で約356世帯が被害を受けた火災が起こっている。アラガノ氏は、電化製品や調理器具の使用には注意を払うよう、人々に呼びかけている。