20の国々から約30,000人が参加した、東アジア諸国連合(ASEAN)スカウトジャンボリーが11月27日から12月2日まで、タグム市のエナジーパークで開催された。ASEANスカウトジャンボリーは、1週間にわたる国際的スカウトイベントであり、ASEAN加盟国の他に、スリランカ、東ティモール、オランダ、ネパール、モルジブ、マカオ、クエート、韓国、インド、香港、バングラデッシュから参加者が集まり、アジアの中でも最も規模の大きなスカウトイベントとなった。
27日(月)の開会式には、代議院議長兼ASEANスカウト地域協力連合役員であるパンタレオン・アンバレズ代議員も出席した。氏は参加者達に、自分たちの国に対する義務と責任を果たすよう伝えた。
キャンプの責任者を務めた、タグム市のアラン・レロン市長は、すべての参加者を歓迎し、「我々は、世界が必要としている平和、そのメッセンジャーとして一つになり、共に立ち上がりましょう」と話した。
ASEANスカウトジャンボリーがフィリピンで開催されたのは、20年前にマキリング山で行われて以来、2度目である。タグム市とフィリピンボーイスカウトが今回の大会の主催者となった。参加者たちは、コミュニティーサービスや懸垂下降、谷でのアクティビティーなど、20の活動に参加した。