【News】ミンダナオ持続的農地改革・農業開発事業の下の255事業が承認される

JICA(独立行政法人国際協力機構)からの有償資金協力で実施されている農地改革省(以下、DAR)の事業である「ミンダナオ持続的農地改革・農業開発事業(以下、MinSAAD)」の255の事業(24億4,000万ペソ相当)が承認を受けた。

MinSAADの農業・アグリビジネス・アグレフォレストリーマネージャーであるAlvin Obrique氏は、「事業には、農地から市場への道路、橋、灌漑、ポストハーベストと農村部の給水施設の建設があります」とインタビューで語った。

そして氏は、「プロジェクトでは、北コタバト、ソクサージェン地方のスルタン・クダラット州と南コタバト州、北ミンダナオ地方の北ラナオ州とブキドノン州、ダバオ地方のコンポステラ・バレー州と南ダバオ州にて、農地改革コミュニティーの形成を行っていきます」とも述べた。

受益者として選ばれたコミュニティーは、道路事情から、政府開発担当者や民間セクターも滅多に訪れない土地であり、その多くがDARの見解として、ミンダナオにおいて最後に残された開発途上の地として認識されている。

2012年、JICAと政府との間で44億ペソ相当のMinSAADのプロジェクトが開始され、27の町において、これまで11万人の農地改革受益農民の支援をしてきており、2019年まで続けられる。Obrique氏は、「これらのコミュニティーの農民は、道路事情から、彼らが生産した農作物を市場に運ぶことができす、貧困に苦しんでいました」と話した。

そして氏は、「小規模農家へのインフラの提供や農業支援組織の設立の援助を行っていくことにより、農業においての競争力や持続性を向上させ、それによる農業生産性と生産物価値の向上、そして所得の増加が、事業の目指すところである」と付け加えた。