【News】火災で住居を失った703世帯に対して支援が継続中

ダバオ市内のササ地区で11月24日に発生した大火災のため、住居を失った703の家庭に対し、同市の都市社会サービス開発局(CSSDO)は食料調達等、支援活動を開始している。

局長のマリア・ルイサ・ベルムード氏はインタビューにおいて「今回起きた火災の被害者リストがまとまった。実に703世帯および30名の個人が影響を受けている」とコメントした。同氏はさらに、心のこもった温かい料理を届けるため、キッチンカー「Kusina ng Bayan」を手配、被害者への食料調達を行ったと述べた。

被災者たちは現在、被災地から一番近いバランガイ・ファティマ体育館で避難生活を余儀なくされており、現在も支援活動が続いていている。突如発生した火災によって、被災者の多くは最小限のものしか持ち出せず、焼け落ちた家に絶望する人々も少なくない。また、ササ地区で大規模な火災が発生したのは今回で2度目であり、直近の災害は2013年に遡る。当時も公設マーケットをはじめ、周辺の建物や民家が巻き込まれた。

「ササ地区はブハギン地区事務所(ノーマン・バローロ所長)の管轄下にあるため、彼らからの資金援助がいち早く提供されるのを期待している。今週中にも金融支援の手続きを開始できたら幸いだ」と同氏は付け加えた。