10月6日金曜日の今日、約40家族、100人以上が、彼らの居住地域であるシュラインヒルとディバーションロードエリアから避難を余儀なくされる。ここは、市リスク軽減管理室(CDRRMC)により、危険度の高い区域とされている。頻繁に降る雨や地震が原因で、地すべりがいつ起こってもおかしくない状況であり、すでに7家族は、先週の金曜日に避難を指示された。
今日の避難には、CDRRMC、市社会福祉開発局、そして周辺バランガイが協力して行われる。避難民は、ロス・アミゴスにある避難所へ一時的に移る。避難所では食べ物やその他の必要なものが提供され、避難民が安心できるようにする。
CDRRMCのブシトロ氏は、5日の木曜日、I-Speak メディアフォーラムにおいてこう話した。「鉱山地球科学局(MGB)の観測によると、斜面の頂上には大きな亀裂がすでに見つかっており、それはいつでも崩壊する可能性があるということです。 我々は、危険な地域の住民たちを避難させます」「避難を断る住民には強制的にでも避難させます。我々が考えているのは、住民の安全です」
公共事業道路省(DPWH)がこの地域で道路拡張工事を行っており、それも地すべりの原因と考えられている。ただこの工事は、市の開発事業の一つであり、取りやめになることはない。またこの地域は、生態学的に敏感なecological sub-zoneに属していることもあり、CDRRMは、DPWHとMGBとともに予防策について、話し合いを続けていく予定だ。