フィリピンで絶大な人気を誇る日本人アーティスト~AYUMI ~とは?第二回

アーティスト

画家・ライブペインターのAYUMIさんに密着取材

皆さん、こんにちは。ダバオッチ編集部です。前回の記事では、ドゥテルテ大領領の肖像画を昨年の大統領選前から描き続け、大統領府から感謝状まで贈られているフィリピン国内で絶大な人気を誇る日本人アーティストAYUMIさんのインタビューをご紹介しました。
今回編集部では、チャリティーイベントに参加するためにダバオに訪問されていた画家・ライブペインターとして活躍されるAYUMIさんに取材を依頼し、チャリティーイベントに同行させていただきましたので、その様子を皆さんにお届けしていきます。
2016年12月19日、ダバオ市主催のチャリティーイベントにゲストとして招待されたAYUMIさん。会場のバランガイホールには3000〜4000人ほどの小学生が集まっており、ステージでは歌やダンスを披露していました。AYUMIさんもステージを鑑賞され、舞台ではタガログ語で挨拶をされました。
今回のこのチャリティーイベントはダバオ市が実施しているクリスマスフィエスタの一環で、サラ・ドゥテルテ市長の強い意向で実施されたと言います。クリスマス・フィエスタの催しは子どもたちのみではなく、高齢者やLGBTの人々向けにも実施されたそうです。

AYUMIさんは多くの子どもたちから写真撮影を依頼され、快く快諾。このような小さな子どもたちが集まるイベントに参加されるのは初めてだったそうで、その熱気に驚いていらっしゃいました。
イベント会場には子どもたち全員に行き渡る数のクリスマスプレゼントも準備されており、これはドゥテルテ大統領とサラ市長からの寄付によって用意されたものです。プレゼントを貰うため、子どもたちは列を連ねます。AYUMIさんは率先して子どもたちにプレゼントを配るお手伝いをされていました。お渡しする際に子どもたちと言葉を交わしながら、終始笑顔でした。
2016年12月21日、ダバオ市ミンタル地区のバランガイホールにてチャリティーイベントが開催されました。ミンタルと言えば、かつて戦前日本人がダバオに1万人以上、居住していた際に多くの日本人が住居を構えていた土地です。

今でも日本人墓地跡や日本人がつくった水力発電所等があり、ミンタル小学校にはダバオ開拓の父とされている 太田恭三郎の記念碑が建立されています。2017年にはダバオ市から予算も付き、「リトル・東京」としても観光地整備される予定です。

そのミンタル地区のイベントにAYUMIさんも招待され歓迎会に参加されました。こちらのイベントも多くの小さい子どもたちが集まりました。バランガイホールの中にはAYUMIさんが描かれたドゥテルテ氏の絵も飾られていて、その絵はとても繊細でまるで写真のような精巧さを持つものでした。
イベントは両国の国歌を斉唱から始まり、AYUMIさんもタガログ語で挨拶をされました。こちらのイベントでも子どもたちにプレゼントが配られました。AYUMIさんもプレゼントの配布をお手伝い。嬉しそうにもらったおもちゃで遊ぶ子どもたちがとても印象的でした。
イベントの後は日本人墓地跡を訪問しました。こちらは1910年建造の日本人専用墓地跡で、戦後にフィリピン人に開放され、現在ではフィリピン人、日本人及び日系人が眠っています。他に、第二次世界対戦で命を落とした人々を弔う石碑六基と、ミンタルで働いた日本人医師の墓があります。AYUMIさんも日本とダバオとの歴史の深さに大変驚かれていたようです。
続いてミンタル小学校も訪れました。現在ではフィリピンの公立小学校ですが、1924年建造の日本人小学校跡地です。第二次世界大戦中に日本軍の本部が置かれ、激戦地でした。校庭には、ダバオ開拓の父 太田恭三郎の記念碑が建立されています。
ミンタル小学校の校庭では児童がマーチングの練習をしていましたが、AYUMIさんを見つけると早速、駆け付け写真をリクエスト。ここでも終始笑顔のAYUMIさんでした。
いかがでしたでしょうか。今回編集部では、2日間に渡って、ダバオ訪問中の’AYUMIさんに密着取材させていただきました。普段画家・アーティストとしてのAYUMIさんを見る機会は多くありますが、今回のようにチャリティーイベントに参加され、子どもと触れ合う素顔のAYUMIさんを見る機会はあまりないのではないでしょうか。
今後もチャリティーイベントを続けていきたいと言うAYUMIさん。日本、フィリピン、世界で活躍する彼女の動向から目が離せません。画家・アーティストとしての活動のみならず、ダバオの子どもたちに夢を与える今後の活動に期待が膨らみます。

Some photos are provided by Ayumi Endo.